治験はモノにもよりますが、数日から長い場合は数週間に渡って
施設に缶詰めになり投薬、採血、採尿、血圧測定などを行います。
そういった治験で女性の募集が少ないのには理由があります。

まず女性は月に1度の月経があります。
人によっては痛みが強かったり発熱を伴うこともあり、緩和するために薬を飲む人もいます。
加えて採尿する際には月経血が尿に混在する可能性が高くなります。
これらの症状や減少は治験薬の副作用と多くの部分で重複してしまうのです。
治験薬によって引き起こされているのか、それとも月経によるものなのか
それを判断するのは難しいのです。

また治験開始時には妊娠していないと判断しても、時間の経過とともに
妊娠の兆候を示す可能性もあります。
これらの理由から投薬を伴う治験の多くは男性のボランティアによって行われています。

逆に女性特有の病気に関する治験においては、女性を対象にする治験もありますので
一概に全ての治験で女性をシャットアウトしているわけではありません。
女性が治験に参加できないのは差別だという人もいますが、これは避けることのできない
問題であり女性を許容することによって治験に遅れが出たり、正しいデータが取得できず
安全性が損なわれることもあるので仕方のないことです。

男女には骨格から内臓、生活サイクルに至るまで性差というものが存在しており、
それを考慮することは差別でもなんでもありません。
逆に考慮しないことによるリスクを放置する方が、無責任と言えるでしょう。
治験は参加することで負担軽減費目的で稼ごうとする人が殆どですが、
中には参加が目的ではなく健康チェックのために治験を利用する人がいます。
治験は事前検査として健康診断のようなチェックを行います、
その結果次第で治験に参加できるかどうかが決まります。

健康な人を対象にして治験を行うようなケースでは、結果に問題があれば
参加することはできません。
そのため、自分の健康状態に問題があるかどうかを厳しくチェックしてくれる
という意味では治験は最も効果的かもしれません。

ただ治験の本来の目的は健康チェックではありませんので、そのような目的で
参加することは禁止されています。
それでも一定数は健康診断代わりに治験に参加する人がいるのは事実です。

検査にパスすれば治験に参加することになるわけですが、最終的な合意については
検査後に行うことになりますので、その段階で拒否することは可能です。
つまり最初から治験そのものに参加する意志はなく、事前検査のみで終わることを
前提をしていることが分かります。

本当に治験に参加したいと考えている人からすれば迷惑な存在でしかなく、
治験を主催している医療機関にとっても招かれざる人に違いはありません。
また人によっては治験による薬剤の投与で健康になりたいと考える人もいますが、
治験を治療目的に利用することも推奨される行為ではありません。
治験は社会貢献を目的としていることを忘れてはいけないのです。
治験は男女ともに様々な年齢の人が集まってきます。
中には男性のみ、女性のみ、高齢者限定といった治験もありますが
多くの場合は男女で年齢層も20歳~50歳などとなっています。
そうなってくると気になるのが異性との出会いがあるのか?
もし出会いがあるなら何とかものにできないだろうか?と考えるでしょう。

不純な動機ではなく出会いを求めることは何もおかしいことではありません。
数回の通院治験で出会った異性とその後も連絡を取るというのは難しいかもしれませんが、
長期にわたって入院するような治験であれば何度も顔を合わせることになりますし、
その中で会話をする機会も増えてきます。
そうなれば、連絡先を交換するなどして治験終了後に個別に会うこともあるでしょう。

そういう意味では治験で異性と出会うことは十分に考えられます。
というよりは長期間に渡って男女が同じ場所に居れば、必然的に恋愛関係に発展することは
生きている以上普通にあることです。
普通のアルバイト以上に親密な会話をする機会に恵まれていますので、
下手をすれば出会い系よりも出会いがありカップルになるチャンスは高いと言えます。

ただ注意すべきは下心丸出しで異性に近寄って行くような事は避けた方が良いでしょう。
ナンパ目的で治験に参加しているとなれば、クレームになることもありますし
場合によっては治験途中で脱落させられることもあるからです。
あくまでも治験に参加することが大前提だということを忘れてはいけません。
普段、何気なく使っている化粧品やシャンプー、石鹸、殺虫剤など身の回りにある
薬品に近い商品というのは、動物実験によって生み出されたものだという認識は、
殆どの人が持っていないと思います。

しかしこれらの商品を開発するためには、動物実験は欠かせないものとなっています。
一番知られているのはマウスによる実験ですが、動物実験とはマウスだけではありません。
人間のDNAに近いとされてい猿もそうですし、犬、猫なども動物実験に使われています。

動物実験は残酷で命を弄んでいると言って否定する人も世の中にはいます。
動物実験を行わずに開発された商品も少なからず存在するので、そういう商品を
使って行こうという運動もあります。

ただ、全ての商品が動物実験なしで成り立つのか?というとそうではありません。
医薬品などは動物実験を行わなければ、どのような効果があるのか分からないものばかりです。
いきなり人に使用して予想外の副作用が出てしまっては困りますよね。
動物実験の必要性が無くなるのが一番良いのは言うまでもありませんが、現時点では
動物実験なしに社会は動かない、新しい薬や商品の開発を行うことができなくなります。

賛成、反対、賛否両論あって当たり前の内容ですが、どちらが正しいかということは
断言することができません。
どちらも正しくて、どちらも間違っていると言えます。
言えることは、人の生活というのは動物実験によって多くが支えられているという事です。
そのことに目を向けずに、動物実験の賛否を語ることはできないでしょう。
普段何気なく飲んでいる薬、その薬を開発するのにどれぐらいの費用が
掛かっているか考えたことはあるでしょうか?
新しい薬を開発するには10年以上もの長い時間が必要になるだけでなく、
それに比例するように費用が掛かってしまうのです。
一般的な新薬開発には数十億から多ければ数百億円もの費用が掛かるとされています。

これは途中で新薬として開発できないと判断した場合でも、それ相応の費用が掛かるので
新薬として認められる薬としての開発費以外にも様々なお金がかかっているのです。
数百億円という数字を見て驚くのは、そんなにお金を掛けて赤字にならないのか?
ということです。

新薬として承認されると、日本中だけでなく世界中で販売されることになります。
それぞれの国が承認することが前提ですが、日本で承認された薬は意外と早く
海外でも承認されていることが分かっています。
そうなると開発に100億円かかっても、1年~2年程度で元が取れます。
そして薬はその後も売れ続けますので、黒字になって行くわけです。

薬の売り上げの多くは次の新薬開発に使われていきます。
このように新薬の売り上げが次の新薬の開発費用になることで、多額の費用を
捻出することができているわけです。
だからこそ、新薬として承認された薬というのは医薬品メーカーにとって
生命線とも言える武器になるのです。
何気なく飲んでいる薬も開発には数百億円もかかっていると思うと、
ちゃんと決められた飲み方をしなければと思うのではないでしょうか。
新薬開発の成功率は無茶苦茶低くてビックリしました。
新薬開発に多額の資金がかかることは知っていましたが、その成功率は何と数パーセント以下です。
全く新しい薬を開発するとなれば、幾つものフェーズを通過していく必要があります。
まず、何かの病気に対する効果を発揮する物質が見つかって、薬として活用できる可能性が約半分です。
その期間は4年~5年かかると言われています。

次に治験段階に進める割合は35%になります、ここまでで6年近く経過しており
その治験で承認審査に合格するまでの確率は4%以下になります。
ここまでにかかる時間は10年~15年ほどになります。
治験まで進めても、その結果で重篤な副作用が見つかるなどして承認されない薬が大半です。

この結果から見ても新薬として成功させることの難しさが伝わってくるでしょう。
そして治験がどれだけ重要かが分かります。
治験に進むのは全体の3割程度になりますから、治験を合格できるかどうかが新薬として
成功するかどうかの分かれ目となるわけです。
だからこそ治験をしっかりと行い、正しいデータを得る必要があるわけです。

また治験に参加するボランティアがいるからこそ、新薬開発が出来ているわけで
人体実験などという根も葉もないレッテルを張る人がいるのは理解しがたいです。
今の社会があるのは新薬開発が行われてきた結果であるとも言えますから、
治験を否定する人はそれらを享受していることを忘れているのではないでしょうか。
兎に角、新薬開発がこれほど難しいものであること、費用が掛かることなどは
薬を飲む際に少しはありがたみを感じてもいいのかもしれません。
治験を受ける場合は基本的な健康診断を受けて、体調などに問題がないことを確認します。
血圧が高いとか血糖値が高いなどで治験が受けられないケースもあります。
同じように虫歯がある場合は治験が受けられないケースがあります。
虫歯で治験がダメになるの?って不思議に思うかもしれませんが、
別に虫歯のチェックをするわけではありません。

虫歯になっていて現在治療を行っている人に関しては、処方されている薬と
治験薬との間で問題が発生する可能性があるために、治験に参加できなくなります。
また、虫歯の治療をしてはいないけれども痛みがある場合は、
治験中は痛みどめを飲むことはできませんので我慢することになります。

余りに大きな虫歯があり、見た目で直ぐにそれとわかるような場合は
治験を受けられない可能性もあります。
それは痛みを感じるような虫歯かどうか、大きいか小さいか、などの基準ではなく
医師が見た時に治験にふさわしくないと判断すれば痛みなどの有無は関係ありません。

虫歯があるから受けられないという可能性を排除するためにも、
虫歯は出来る限り早く治療してしまいましょう。
大きな虫歯でも治療後1か月以上の間があいていれば普通は治験に参加できます。
虫歯ぐらいで...と思うかもしれませんが、虫歯菌が歯根にある血液を通じて
体内に入り込んでしまうと心臓などに悪影響を与えることも分かっています。
たかが虫歯などと放置して悪化させないようにしましょう。
先進医療という言葉を耳にすることが多くなってきました。
というのも保険のCMなどで先進医療もカバーできる保険が登場しました!
といったような内容のものが増えてきているからです。

先進医療と聞いてイメージすることは何でしょうか?
多くは最先端の医療で効果が素晴らしく、治療を受けるには高額な費用が掛かるけど
それを受ければガンだって治療できてしまう。
というようなイメージを持っているのではないでしょうか?
それらは殆どが誤解に基づく知識で、正しい知識は以下のようになります。

・先進医療は優れた治療法である
→すぐれているから先進医療なのではありません、新しい技術や手法などを用いることが
多くの先進医療に該当しますが、だからと言って優れているかどうかは基準ではなく
医療保険で認可される前の治療法だと思ってください。
先進医療=優れているという考えは間違っています。

・先進医療ならガンは治る
→先進医療を受ければ普通の治療に比べてガンが治りやすい!というのは間違いです。
先進医療は通常の治療とは違った角度での治療を目指しているものの、それだけで
通常治療よりも効果を発揮するわけではありません。

・先進医療は高額
→先進医療の中には200万円~300万円という高額なものも実際に存在しています。
しかし平均すると50万円~60万円の間と言われており、一般的なガン治療などに比べて
ビックリするほど高い治療費というわけではありません。

保険会社のCMなどで高額だ!素晴らしい治療法だ!というイメージが先行しているのは、
非常に問題ではないかと思います。
先進医療はあくまでも保険適用前段階の治療だと理解してください、絶対な治療法ではありません。
機能性食品と呼ばれる種類の食品が2015年4月から店頭に並ぶようになりました。
機能性食品とは機能性を表示できる商品を、消費者の選択肢が広がるとを目的として
導入された食品となります。

特定保健用食品は国の基準をクリアして承認されることで店頭に並びますが、
機能性食品は事業者自らの責任において機能性、安全性などを科学的根拠を
示す食品です。
そのため、消費者超の許認可を得ていませんし国が審査を行わないので
安全性・機能性については疑問点がないとは言い切れません。

特定保健用食品は国がしっかりと審査を行うので、信頼性が高いのですが
機能性食品は企業が「こんな効果があるよ」というデータを示しさえすれば、
その内容について国は審査せずに機能表示が出来てしまうわけです。
そのため信頼性は特定保健用食品に比べるとかなり低くなってしまいます。

特定保健用食品としては認可されなかった商品でも、機能性食品としては
商品として発売することが出来てしまうほどですから、かなりお手軽に
機能性商品を歌うことが出来る事がわかります。

安全性、機能性についての裏付けは消費者庁のホームページ上で
確認することが出来るとなっていますが、どれだけの人がその商品について
インターネットを使って調査するかは疑問でなりません。
トクホの基準が厳しいことを緩和したのが、この機能性食品の狙いですが
選択基準を消費者に丸投げしていると言わざるを得ないでしょう。
医薬品の治験っていうとどうしても体に影響があるんじゃないかとか、
ネガティブなイメージが付きまとってしまいます。
医薬品の治験と言ってもしっかり管理された状況下で行われるので、
決して危険なものではないのですが、このイメージは中々払拭出来ていません。

それに比べてコスメやサプリといった薬ではないけれども、販売するためには
治験な必要なものというのは結構安全かな?というイメージがあります。
しかし、コスメであってもサプリであっても治験で行われる内容は、
医薬品とそれほど大きくは変わりません。

ただ、医薬品と違うのは副作用が殆どないと見込まれることです。
サプリなどは体内に入れるという意味では医薬品と大差ありませんので、
血液検査や血圧などのチェックはもちろん行われます。
また、コスメに関しても皮膚への影響だけでなく肝機能、腎機能への影響などを
調べるために血液検査などが行われます。

医薬品のように細かな項目での副作用チェックまでは行わないようですが、
全体として治験の進め方は変わりません。
治験前にある程度の健康チェックは行われますし、基準から外れていれば
コスメやサプリであっても治験に参加することは出来ません。

医薬品と比べれば比較的安全という認識は間違っていませんし、
コスメやサプリにそこまでの検査項目を求めてしまうと開発費が膨大になり
商品として販売することが出来なくなってしまいます。
医薬品への治験参加に抵抗があるけど、コスメやサプリなら参加したい!
という方は是非、コスメやサプリの治験へ申し込みして見ましょう。

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