女性の治験バイトが少ない理由

2017年4月20日 20:41
治験はモノにもよりますが、数日から長い場合は数週間に渡って
施設に缶詰めになり投薬、採血、採尿、血圧測定などを行います。
そういった治験で女性の募集が少ないのには理由があります。

まず女性は月に1度の月経があります。
人によっては痛みが強かったり発熱を伴うこともあり、緩和するために薬を飲む人もいます。
加えて採尿する際には月経血が尿に混在する可能性が高くなります。
これらの症状や減少は治験薬の副作用と多くの部分で重複してしまうのです。
治験薬によって引き起こされているのか、それとも月経によるものなのか
それを判断するのは難しいのです。

また治験開始時には妊娠していないと判断しても、時間の経過とともに
妊娠の兆候を示す可能性もあります。
これらの理由から投薬を伴う治験の多くは男性のボランティアによって行われています。

逆に女性特有の病気に関する治験においては、女性を対象にする治験もありますので
一概に全ての治験で女性をシャットアウトしているわけではありません。
女性が治験に参加できないのは差別だという人もいますが、これは避けることのできない
問題であり女性を許容することによって治験に遅れが出たり、正しいデータが取得できず
安全性が損なわれることもあるので仕方のないことです。

男女には骨格から内臓、生活サイクルに至るまで性差というものが存在しており、
それを考慮することは差別でもなんでもありません。
逆に考慮しないことによるリスクを放置する方が、無責任と言えるでしょう。

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