臨床試験と治験の違いとは

2015年2月16日 00:14
臨床試験と治験は別物であると考えている人は結構います。
これは単なる勘違いによるものですが、
そもそも治験は臨床試験の一部として保険を適用して行われるものですから、
臨床試験と治験は同じという見方が出来ます。
しかし、厳密には臨床試験には治験のように保険を適用しないで行う試験もあります。
これらは治験とは別物になります。
そういう意味で治験と臨床試験は全てが同じというわけではなく、
その括りが違っているといえるでしょう。

治験は臨床試験の一部ではあるが、臨床試験の全てではありません。
これがややこしいところではありますが勘違いを招く原因といえます。
また、治験は臨床試験の後半で行われる試験ですので、
治験を行っているということは臨床試験の最終段階に来ていると考えられます。
治験前の臨床試験となれば保険が適用されない段階であり、
研究的な要素が強いものとなります。
このフェーズと治験を取り分けて別物であるという人もいますが、
前述のように治験は臨床試験の一部であることに間違いはありません。

どうして治験という言い方をするかというと、明確に保険適用され
国から一定の保証を受けた状態であると区別するためです。
ですから、臨床試験と治験を区別するためのものではなく、
試験内容が異なっているために呼び方を変えていると考えましょう。

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